今日は「遊びから学ぶ」という
Music Togetherの大切な理念の1つを
スプーンに例えてお話したいと思います。
小さい子どもがスプーンに慣れ、
使えるようになる過程を考えてみましょう。
みなさんはどのようにスプーンの使い方を教えてあげますか?
まず手をとりスプーンの持ち方を教えてあげますか?
それとも、まずお子さんにスプーンを与えて、
思う存分にスプーンに親しんでもらいますか?
また、お母さま、お父さまが
スプーンの正しい持ち方のお手本を見せてあげますか?
きっと、みなさんは今すべてを試 されることだと思います。
子どもはスプーンという物体を知るために、
まず手にとり、なめてみたり、叩いたり、なげてみたり、落としてみたり、と
いろいろと遊びます。
「スプーン」を知るためには
まずスプー ン遊び 楽しみ、体験します。
「そうじゃないわよ」「こうやって持つのよ」
と遊びを止めて指示したり、
「おもちゃじゃないのよ」
「ごはんを口に入れなくちゃ」
などと遊びを否定せずに、
思う存分自由に遊ばせてあげます。
(もちろん、安全なものを与えた上で)音楽を学ぶ過程も同じです。
子どもは音楽の知るために
音やリズムで遊び、
楽器で遊びます。
楽器を正しく持っていないから、とか
歌をきちんと歌ってない、リズムを正しくとれない、
そんなことは心配する必要がありません。
まずは音楽を知るために
音楽と遊ぶお子さんを
温かく見守り、励まして
思う存分楽しませてあげましょう。
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