今季のコレクションBellsでは、
オリジナルはWiegnelied(子守唄)とドイツ語で名づけられた
Brahmsのララバイを歌います。
19世紀を生きた偉大なる作曲家の子守唄を
21世紀を生きる小さな子どもたちに歌いながら
時代の流れの中で永久不変な
偉大な音楽と、
親がこどもに抱くこの上ない愛を
感じずにはいられません。
200年以上の歴史の中で
どれだけの子どもが
微笑みながら美しい旋律を歌いかける
母親の腕の中で、幸せに、安らかに
眠りについたことでしょう。
そして、その子どもたちが
親になった時
どれだけの人が自分の子どもにも
同じメロディーを歌ってあげたことでしょう。
そして、その親たちが年を重ねたとき
どれだけの人が孫たちにも
同じ、歌を歌ってあげたことでしょう。
どの人もきっと同じ気持ちを持って
この美しい歌を歌ったことでしょう。
想像してみると
音楽は、私たちを
目の前にあるコミュニティーだけではなく
歴史を越えた人々とつなげます。
あなたがお子さんに歌う、そのメロディーは
お子さんから、またそのお子さんへと
何年、何十年、何百年という未来へ
生かされていくのでしょう。
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