「特製」のレッスン内容

Music Togetherの楽曲集はコレクションと呼ばれ12種類あります。
毎期1つのコレクションに収められている25曲あまりの歌を体験していきます。

Music Togetherの特徴の1つとして
1つの歌に対してさまざまな楽しみがある、という点です。
例えば、秋のコレクションには「Sweet Potato」という歌があります。
ある週には、この歌をEgg Shakerでリズムをとりながら歌うかもしれません
ある週には、クラスを2つに分けて輪唱をするかもしれません、
またある週には、立って簡単なダンスをしながら楽しむのもありです。
またまた、テンポを落として、静かに歌えばララバイとしても使えます。

Music Togetherではあらかじめ決められた音楽の表現や、感じ方を教えるのではなく
クラスで行うさまざまなアクティビティーを通して、
誰もが秘めている音楽的な創造性を呼び起こすのです。
音楽の楽しみ方のアイディアは永遠に湧き出てきます。

実はMusic Togetherの講師たちにはレッスン内容について細かいマニュアルはありません。
トレーニングを受けて深く学んだMusic Togetherの基礎的な教育理念、
実践方法にフィロソフィーに基づいて
各先生が創造性豊かに各自のレッスンのアクティビティーを考えて作ります。

クラスに通ってくださるファミリー達一人ひとりの笑顔を思い浮かべながら
みなさまがよりリラックスして、より楽しめるよう心を込めて作成していきます。
言ってみれば各教室のみなさまのための「特製レッスン」なのです。

秋のFiddle Collectionには、スペインのダンス曲に、アメリカ民謡、西ヨーロッパの曲、マザーグース曲、イスラエルのフォークダンスなどなど、音楽の広い世界が待っています。

みんなでこの秋も楽しみましょう!





衣替え

今年の秋からMusic TogetherのSongbookは一新されます。
長い間愛されてきた版画風のイラストの代わりに
アメリカ在住韓国人のアーティスト、ジェイミー キムさんが
Music Togetherのために描いた
表情豊かで心温る多くの素晴らしい作品が登場します。
https://www.jaimekim.com/
Song bookというよりは、音楽の絵本としてお楽しみいただけるでしょう。

30年近く愛され、Music Togetherの象徴ともいえる
今までのイラストとお別れするのは
私たちにとっても、ファミリーにとっても
簡単なことではありませんでした。

しかし、時代の流れとともに
ファッションにはめざましい変化があるように
Music Togetherのイメージも
今の時代に合う新しいものとへ変化する必要もあったのです。

ただ、これは単なる衣替えと言ってもいいでしょう。

新しいイメージを装ったMusic Togetherでも
私たちの心、私たちの願いは1つも変わりません。

昔も今も、音楽づくりの楽しみを
親から子へ、コミュニティーから世界へと
伝えていける環境づくりを目標としています。

〜音楽あふれる世界
より良い世界へ〜


日本各地の講師たちが多くのファミリーと一緒に
新しいMusic Togetherの音楽絵本を楽しめることを
心待ちにしています。
https://www.musictogether.com/japanese-home/jp-class-locator

PEM~親の学びの時

Music Togetherのクラスの中には
講師たちがParent Education Moment(直訳:親の教育の瞬間)を略して
PEMと呼んでいるとても大切な時間があります。


「時間」というよりは、英語のMoment=瞬間という位にとても短いので、
クラスでの音楽づくりの流れを止めてしまうこともなしに
スムーズに始まってさらって終わるあっという間の短い時間です。


PEMではクラスのママやパパたちに向けて
子どもの音楽的発達、学び、音楽表現、音楽的要素、などの
多様な話題から選んばれたものを簡単にお話して
みなさんに呼びかけをします。


たとえば、楽器を使っている時などに講師は
「子どもの手をとって正しく楽器を持たせようとしてしまうのが
自然な親心なのですが、
あえてその気持ちを抑えて子どもの手をとらずに
お母さま、お父さまご自身が楽しんで
その姿をお子さんに見せてください。
そうすれば、お子さんは自然と学んでいきます。
ですので是非お子さんの手をとって何かをやらせるのではなく
お子さんなりの発見をさせてあげてくださいね」
と話すかもしれません。


1分も満たないとても短い時間ですが
このようなお話しをする時間(PEM)は
Music Togetherのフィロソフィーの核心にある
「親の関わりの重要性」が反映されていて
クラス内容でとても大切にされています。


Music Togetherがただの子どもの習いごとではなく
親自身が(時には親の方が)心から楽しめ
充実感を味わえると言われる理由の1つがPEMかもしれません。


Music Togetherでは、
参加されるすべての人にとって
音楽づくりを通したさまざまな発見、学びがある
実に奥の深いプログラムなのです。




*
さらに詳しく学びたい方は是非ご参加ください。
https://www.musictogether.com/japanese-home/japanese-facilitators/japanese-workshops





子ども向けの音楽?


子ども向けとなっている商品は
何にしても一目見て、子ども向けだということがわかります。
かわいらしい、楽しそう・・・
そんなイメージがするものがほとんどです。
 
かわいい動物やお花の絵があったり
パステルカラーや明るい色であったり・・・
実際それを着ている当人がそれを好むのかどうかは疑問ですが
まず、ドクロやガイコツの柄の子ども服
渋い色やデザインが主体の赤ちゃん服はなかなか目にしません。
 
幼児向けの音楽はどうでしょうか?
一般的に幼児向けの音楽というと
ほとんどが長調で四拍子か二拍子、
やっぱり、楽しい、かわいらしイメージの音楽という感じでしょうか?
 
でも子ども達は、本当に楽しい、かわいらしい感じの音楽だけを
求めているのでしょうか?
また、子ども達の音楽性発達に大切なのはどのような音楽なのでしょうか?
 
音楽を食べ物に例えるのならば
体の成長にさまざまな栄養素が必要なように
音楽性成長にももさまざまな種類の音楽が必要です。
 
音楽の全体像では長調や四拍子や二拍子の音楽はほんの1部にすぎません。
音調の世界には、実にさまざまなカラーがあり、
リズムの世界も踏み込んでみれば想像以上に奥深いことに気付きます。
そして異文化では普段聞きなれているものとは違い
新たな音楽体験へと惹きこまれていきます。
 
豊かな音楽のさまざまな「栄養素」を幼少時から体験することは、
より幅広い音楽性へと導くことはいうまでもありません。
 
これらの理由からもMusic Togetherにある9種類の音楽コレクションには
多様なジャンル、音調、モード、リズム、スタイルが含まれています。
子どもはもちろん、大人も心から楽しめる音楽です。
 
つまりMusic Togetherでは、赤ちゃんの時から
本物の音楽の世界を体験できるのです。

子どもに自由を与えること

幼児教育の中では、子どもに自由を・・・
という表現がよく使われます。


「子どもに自由に参加させましょう」
「好きなようにさせてあげましょう」
と、無理強いすることなく
子どもなりの意識で行動させることを意味します。


Music Togetherでも
子どもの自由な音楽表現や
自然な音楽への反応を温かく見守ります。


しかし、この「自由」「好きなように・・・」
という言葉は少し誤解を招くこともあります。


小さい赤ちゃんが部屋の中を
思い存分自由に動きまわれるようにするためには
サークルやゲートを建て
その中で危険がないように
安全な空間を作ってあげます。


Music Togetherの音楽空間の中では
安全はもちろんのことですが
大切なのは子どもの体験が音楽的なものになるように
常に子どもの行動をしっかりと観察しながら
音楽的なものへと導いてあげます。


つまり音楽的なサークルを作ってあげるのです。


たとえば、小さな楽器を車で遊ぶように押しながら
「ブーブーと」声を出している子どもがいる時には
歌の歌詞を「ブーブー」に替えて
みんなで楽器をリズミカルに押しながら歌います。


また子どもが何もしない時でも
ママやパパはお子さんの肩を
優しくリズムにあわせて軽くたたきながら
となりで歌います。


小さい子どもにとっては
「音楽のクラスだから、音楽だけに集中する」
という意識は持つことができません。
子どもの好きなようにさせるだけでは
音楽的なものから脱線してしまい
サークル外にでてしまう’危険’があります。


またもちろんのことですが物質的な危険性がある時には
すぐに止めさせる必要があります。


常にお子さんなりの表現や、音楽への反応を
あたたかく見守り
さらに豊かな音楽の世界へと導いてあげましょう。





赤ちゃんには早すぎる?

Music Togetherでは生後1ヶ月にもならない赤ちゃんが
クラスに参加していることはめずらしくありません。
その反面、まだ動くことも、お話しすることもできない赤ちゃんには
早すぎるのではないか、疑問を持たれる方もいらっしゃいます。

人間の赤ちゃんは歩くこと、話すことなどを習得するための、
能力を持って生まれてきます。
その能力を育むために生まれたその瞬間から(または胎児の時から)
自ら環境の中での経験や刺激を通して学びに導いていきます。

従って新生児の時期は身体ととも脳内でも極めて著しい成長が見られます。
この脳内の成長は特に赤ちゃんがいつも一緒にいる
お母さんやお父さんとのふれあいの中で
繰り返される体験が最もパワフルな刺激となり
学びへの神経経路を構築していきます。

つまり、この著しい成長期に日常の親子の生活の中で
音楽の刺激を与えることは
音楽への認識や学びに想像以上の影響をもたらすのです。

音楽は子どもが大きくなってから・・
と待っている間にも
子どもの脳細胞はどんどんと成長をしているのです。
子どもに話しかけるのは、子どもが話せるようになってから・・
などと考えません。

音楽に関しても同じです。
赤ちゃんに優しく話しかけるように、
優しく、豊かに“歌い”かけることは
とても大切ですなのです。

十人十色のMusic Together

Music Togetherはよくあるフランチャイズ経営とは違い
たいがいの場合が
Music Togetherへの情熱あふれる先生ご自身が
独自の運営をしています。

同じプログラム、同じ教材を使ってはいるもの
各教室の運営はそれぞれ独特です。

運営者兼講師たちのバックグランドも
音楽関係はもちろん、
ダンス関連、演劇関連、幼児教育など
さまざまなフィールドがあります。

クラスが行われる場所も
これまたまちまちです。

一般の音楽スタジオ
カフェのスペース
古民家の一室、教会の一室だったり・・・

中にはマタニティークリニックに設置されている
カルチャークラスのスペースで行っている人もいます。

そこではクリニックに現在通う方、
または以前そこで出産した方などがご参加されます。

お子さんの誕生の場として尊い思い出にあふれる場に戻り
お子さんと一緒に音楽づくりを楽しむ・・・
なんて素敵で幸せな時間になることでしょう。

マニュアルを運営者に渡して、一律な運営をしてもらうよりは
一人ひとりのクリエーティビティーを信じて
自由に音楽づくりの輪を広げてもらいたいと願う私たちの教室は
ビジネス的にもまさに十人十色です。



親子いっしょに、思いっきり楽しむために

Music Togetherの歌には
英語の歌詞であるものが多くあります。
これはMusic Togetherがアメリカで誕生したプログラムであることと
プログラムには昔からある英語の伝統的な歌を
世代から世代へと伝えて残していきたいという願いが含まれていることが
理由となっています。

英語圏以外でもMusic Togetherが楽しまれるのは
音楽には国境はなく、言語に関係になく
楽しめることを証明しています。

もちろん、英語圏以外では
Music Togetherを通して英語にふれることができことも
オマケ的な利点と考え参加される方もいらっしゃると思います。

しかし、心に留めていただきたいのは
Music Togetherで大切にしているのは
日常の生活の中で親子で音楽づくりを楽しむということです。

英語の歌詞をうまく歌えないから、CDを流すだけにしてしまうのでは
Music Togetherの意図とは異なります。
英語の発音に自信がないから、
チャンツは子どもと一緒に歌わない、
というのでは、
私たちの目的とは異なります。

でたらめの歌詞でも、
カタカナ的な発音でも全くよいのです。

子どもは親と一緒に何かをすることで
その楽しみを肌で感じて学ぶのです。

CDを流すだけよりも
もし、ママとパパが英語に惑わされることなく
日本語で安心しきって
思いっきり楽しみながら
歌ってくれたら・・・
その時の喜びの方が断然大きいことでしょう。

今季のRiding' in the Carの日本語版のサンプルです。
是非、ご家族のバージョンも考えて歌ってみてください。


ズーン、ズーン、ドライブへ
さあ、いこう、みんなで いこう
ブーン、ブーン、ドライブだ
みんなでいくよ

 ぐるー、ぐるー 右折ですー、
みんな、しっかり、つかまって
ぐるー、ぐるー左折ですー

みんな、つかまってー

 ブルーン、ブルーン、ドライブへ
さあ、いこう みんなで いこう

ブーン、ブーン、ドライブだ
みんなでいくよ

キー、キー、急停車
おっと、おっと、たいへんだ
キー、キー、急停車
みんな、つかまってー

ラー、ラー、さあ、うたおう
ララララ、ララララ
ぐー。ぐー。つかれたね
ぐー。ぐー。ぐー。ぐー。

ぐー。ぐー。ねむたいな。
もう帰ろうよ。

Summer Collectionスタート!

日本は猛暑の日々が続いているようですね。
そんな日は是非音楽で乗り切っていただきたいと思います。

日本各地の教室も夏季が今週または来週あたりにはスタートします。
より多くのご家族がMsuic Togetherで
音楽豊かな夏を過ごされることを願っています。

今日は夏のコレクションにある 
The Sad Little Puppyの歌詞のご説明をしたいと思います。
(直訳ではありません)

~むこうの木のとりさんたち
ボクがほえると歌い返してくれてるよ
ノミにさされたところはかゆくてたまらいない、
ウォーン、ウォーン、ウォーン

 むこうの小屋で
えさを食べながら
騒ぐにわとりの声が聞こえるかい?

 ウォーン、ウォーン、ウォーン
みんな楽しそうなのに
ぼくだけひとりぼっち
木につながれたまま。

 あ!だれかこっちに来るよ
ボクと遊んでくれるんだ
ハグをしてくれて、放してくれるんだ
おいかけっこしたり
にわとりを追いかけて、
穴をあほって!

ウォーン、
やっと自由になれる!

・・・という感じです。
ソングブックには挿絵がついていますが
木につながれた犬が
さびしそうにウォーン、ウォーンとなきながら
最後に女の子がきて放してくれて
一緒に遊ぶんだ!と喜びながら
ウォーン、ウォーンとほえるという
内容の歌です。

挿絵をみながら、読み聞かせのように
「歌い聞かせ」として歌ってあげるのはどうでしょう?

(こちらはリズムに合うようにしてある日本語版です)


あっちの木では、ぴーちく ぱーちく
ここにぼくは つながれて
ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン
あっちの小屋では
コッケコーッコ、
楽しそうなにわとりたち
ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン、
待ちきれないよ
早くはなしてよ
ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン、

だれかきて 遊んでくれる
ぼくを放してくれるんだ、
ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン
おいかけっこに、穴ほりに
走り回って、遊ぶんだ

ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン、

待ちきれないよ
早くはなしてよ

ウォーン、ウォーン、ウォン、ウォン、ウォン、

「Music Togetherはすごい!」・・・。

東京でのワークショップが終了して1週間がたちました。
今回も日本、韓国、香港からの参加者とともに
楽しく音楽づくり、子どもの音楽成長、学びについて
話しやアクティビティーを交えて学びました。

ワークショップにご参加された方からのコメントに
とても印象的なものがありました。

~Music Togetherのファシリテーターとは
“音楽を楽しむ、表現する”という枠を越え、
“自分らしく生きる”、“自分自身を認める”と
いうことが自然にできるように導く所業だと思いました。

すなわち、それが「Music Together」なのでしょうね。
Music Togetherは、すごい! ~


Music Togetherでは、Accept(受け入れる)そして、
Include(取り入れる、招き入れる)という2つの観点を
大切にします。

子どもの自然なままの表現をすべて温かく受け入れ
さらにそれをクラスに取り入れます。

たとえば、クラスで講師と違うリズムでダンスしている子どもがいたら
「先生の真似をして」というのではなく
その子どもの動きを取り入れてみんなで真似てみるのです。

単純なことではありますが
実際、親として実践するのには考えるほど易しくないこともあります。
親として「学ばせたい」という必死で切実な思いが
何かをやらせてしまう、何かを期待してしまうことに至ることは
親としての自然なことでもあるでしょう。

でも、その気持ちを抑えて
子どもの自発的な自然な表現や学びを肯定し受け入れることは
子どもの成長の過程を支え、最大な学びを導くことにつながります。

自分らしく生きるとは、
当たり前のようでそう簡単なことではありません。

小さいころのそのような無理強いのない
本質的に自由な学びの環境が
のちの子どもの自己尊重、自信へともつながることでしょう。


ムーブメントと音楽

Music Togetherは、
音楽とムーブメントを楽しむ場です。

あえて、ムーブメントが加わっているのには
きちんとした理由があります。

ムーブメントと呼ばれるアクティビティーは
ダンスのようなものを含みますが
決して、高度ではなく誰でもできる
体を動かす程度のことです。

この体の動きは音楽の表現の1つとして
重要なものなのです。
Music Togetherでは、
私たち人間に最初に与えらえる楽器は
まず、声と体と考えます。
つまり、歌で音楽を表現し
体のムーブメント(動き)で音楽を表現します。

小さい赤ちゃんが音楽に反応すると
自然と、声を出し、体で表現します。
それが人間の自然な音楽表現なのです。

人間に与えられた最初の楽器を使い
十分に音楽や音楽の表現の体験をすることなしに
いきなり楽器を習うとしたら、
それは、まだしっかりと読み書きができない子どもに
難しい詩を朗読をさせるようなものかもしれません。
練習させて、暗記ができれば
立派に朗読ができるかもしれませんが
言葉を通しての表現の意味
表現の中のニュアウンスの違い、など
自分で理解し、言葉を操ることは難しいでしょう。

人間として、当たり前の音楽表現を
自然に楽しむためには
私たち誰もがもった大切な最初の楽器を
十分に使い、音楽づくりに親しみ
表現することの喜びを学ぶことが
大切なはじまりとなるのです。






All Children are musical.. って?

All Children are musical・・・・(子どもはみんな”Musical"です)
これはMusic Togetherの基本理念となっている考えです。
”Musical”という言葉を辞書でひいてみると
「音楽に優れた」、
 「音楽好き」・・のような言葉がでてきます。
でも、それらの訳は本来のMusic Togetherが伝えたい考えとは違います。

Music TogetherがMusicalという言葉で表現しているのは
「音楽を通して表現する」
「自然と音楽表現をする」 という意味があります。

音楽能力が優れているのでもなく
音楽が好きなのではなく
人として当たり前に音楽を表現するということです。

つまり、All Children(子どもみんな)が主語になっていますが
実のところは、人間はみんな、
音楽を表現する生き物だとということなのです。

音楽を情操教育の一環としてやる、とか
音楽を早期幼児教育として取り入れる、のではなく
人間にとって言語能力や、歩行能力が自然なものであるように
音楽能力も成長過程の中で
音楽能力も自然と育まれていくべきのものなのです。

子どもの自然な音楽的反応や、表現を見逃すことなく
優しく答えてあげ、音楽的成長を支えるのは

私たち大人の使命なのです。

 

Look through Chilrens' eyes~子どもの目線で

遠い昔に大人になってしまった私たちには
子どもの世界を理解することや
子どもの目線に立って物事を考えることは
容易ではなくなってしまいました。

だからこそ、日常の子育て生活の中で
そっと、優しくアドバイスをもらえたら
どんなによいか、と思われる方も多いことでしょう。

Music Togetherでは
子育て中のお父さま、お母さまに
親子での音楽づくりを通して、
子どもの自然な学びや表現に気づいてもらうことで
アドバイスともなるメッセージを残していきます。

~子どもの目線で
今、クラスに参加しないで
ただクラスを眺めているだけのお子さんを見守ってください。

お子さんの心は
しっかりそこにあり
観察することで「参加」をし
すべてを吸収しているのです。
お子さんの心の準備が整ったときに
みんなと一緒に参加するはずです。

~子どもの目線で
今、輪唱をする大人たちを
あっけにとられて見ている
お子さんの気持ちを考えてみてください。

お子さん自身は歌っていなくても
この生きた美しいハーモニーに
体ごと包まれ、受けている
豊かな音楽体験を想像してみてください。
そこには、想像を超えた学びがあるはずです。

~子どもの目線で
今、大人とは違うリズムで太鼓をたたく
お子さんのリズムに耳をかたむけてください。

たとえ、講師と違うことをしていても
それが今、お子さんの感じるリズムなのです。
それが今、お子さんが表現したいリズムなのです。
音楽のリズムに一致していないのならば
そっと、お子さんの背中をやさしくたたいて
正しいリズムを感じさせてあげてください。
決して、お子さんのリズムを崩さないように・・・。

Music Togetherの体験は
子どものための音楽体験ではなく
親自身の学びをもとに
親子で楽しむ、学びと成長の場なのです。


うさぎの太郎~John the Rabbit

今季のコレクションにある、John the Rabbitは
伝統的な歌をもとにアレンジしてあります。

ジョンというウサギが
畑のキャベツ、スウィートポテト、トマトなど
みんな食べてしまう・・という歌詞です。
最後には
「ワシは次の秋にはもうあの世、かもしれないが、
もし生きていたら、からっぽの畑を見ることになるなあ」
と年老いた農家のおばあさん(おじいさん)
が嘆いています。

Yes, ma'am!で歌うコールアンドリスポンスが
とても楽しい歌ですね。


そこで、ちょっと日本風にアレンジしました。
題して、うさぎの太郎。

おい、うさぎの太郎、(へ、まいど)
また ぴょんぴょん きたな (こんにちは)
はたけ荒らしに (いただきやす)
もうキャペツも、いもも (ごっちそうさん)
トマトも、なすも (ごっちそうさん)
たいらげてしもうた (まんぷくだ)
もうなにもないぞー (そりゃ、たいへん)
もう-からっぽ-ばたけー (ごっちそうさん)
おい、うさぎの太郎 (へいまいど)
もう、ぴょんぴょん くるな (またあした)

季節はめぐり・・・

街を歩いていて、ふと耳に入ってきた歌が
それをよく聞いていた遠い昔の記憶を呼び起こし
その瞬間、まるでタイムスリップをしたようだった・・・
こんな体験はどなたにもあることでしょう。

音楽とともに
その時のフィーリング、匂い、空気・・・
さまざまなものが一緒によみがえる瞬間は
とても不思議な感じがします。

Music Togetherではしばらく通った後に
数年たって下のお子さんが生まれ
また同じようにクラスに通い、
また数年後に、また3人目のお子さんと一緒に参加する・・
というファミリーも多くいらっしゃいます。

そのようなファミリーにとっては
何度か季節がめぐって
また同じ歌、同じ音楽を楽しみながら
「お姉ちゃんは、この歌でこんなことをしたなあ・・・」
「お兄ちゃんのときは、こんなダンスが好きだったなあ」
とむかしの記憶が鮮明によみがえり、懐かしさとともに、
まるで時が止まって、昔に戻ったような気もするのではないかと思います。

音楽とともに心に刻まれる思い出は
なんとも、複雑なディメンションがあるものです。

最近、7年ほど前に私たちのクラスに
娘さんと一緒に通っていたファミリーから
お便りをいただきました。
今はまた下のお子さんとMusic Togetherに通っていらっしゃるとのこと。
このファミリーがはじめて参加した、Maracasコレクション。
ソングブックをめくってみると
今は小学3年生になるお姉ちゃんのあのころのクラスでの様子が
不思議な位に次々に思い出されてきました。
ララバイになると、私のすぐ横で
一緒にごろんとしてくれたこと、
歌う私の口もとをじーと見つめていた
彼女の一途なまなざし・・・。
その時の教室の匂いや、カーペットの感触まで
忘れていたようなことまで、よみがえってきました。

私たち大人にとっても
子どもたちにとっても
季節はめぐり、まためぐり、長い時を経ても
音楽の思い出は、色あせることなく
心にいつでも温かな記憶を
呼び起こしてくれるものではないかと思います。

子どもたちが育つ今この時に
より多くの親子が
より多くの音楽と
より多くの思い出を心に刻んでいけたら、

季節がめぐり、まためぐってきた時にも
またたくさんの幸せがあることでしょう。


2013年もどうぞよろしくお願いいたします

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさん、今年の抱負は決めましたか?
個人的な話になってしまいますが、
私の抱負の1つは、日本で2回開催予定のワークショップや
このブログやFacebook等を通して
より多くの方々にMusic Together、
特に日本で活躍する日本のMusic Togetherを知っていただくことです。

現在世界には35カ国以上、
日本にもたくさんのMusic Together Familyがいます。
Music Togetherが誕生して25周年のお祝いの年となりました。
これからもますますMusic Togetherの輪は広がり
Music Together Familyは大きくなっていくことでしょう。

Music Togetherって何だろう?という方、
是非、お近くのMusic Togetherを探してみてください。
http://www.musictogether.com/MTJapaneseClassLocator

音楽って、こんなに身近のものだったんだ、
音楽って、こんなに幸せをもたらすんだ、
音楽って、作って楽しめるんだ、

と多くの方々に新たな発見をもたらすことでしょう。


Rain Song

あっという間に6月です。
2012年のすでに半分まで来てしまいました。

今季のコレクションの中にある
Rain Songは
日本のこの梅雨の時期に
ぴったりかもしれません。

Drip、Dropの部分を
ぴた、ぽた、に変えたり
じゃぶん、じゃぶんに変えてお風呂で歌ったり
すや、すや、こくり、と変えて
ベッドタイムに歌ったり、
トン、トン、ジュワー、ジュワーと
お料理をしながら楽しむこともできますね。

最後のフレーズも
どんなにめちゃくちゃでも
言いやすい日本語に代えて歌ってみてください。

(こんなのでもいいのです)

♪トン、トン、あぶらぁげ
ぐつ、ぐつ、とーうふ
わーかめ、入り の
みそしる、ごっくん ♪

最後から2小節目のラの♭が
とても印象的な音を響かせてますね。
なんとなく、神秘的で
どんより、かつ雨の日独特の
楽しい雰囲気が漂います。

ためしに、この音を普通のラの音で
歌ってみてください。
ちょっと、あか抜けた感じになってしまいます。
半音違うだけで、こんなにイメージが変わるのも
音楽の魅力ですね。




体験クラスにご参加された後で・・・


4月も中旬となり、日本でのMusic Togetherの体験シーズンも
ピークを迎えているようです。
ちょうど1年前に「体験クラスにご参加される前に」と
題したものを書いたので
今日は「体験クラスをご参加された後に」と題して
少しお話しをさせていただきます。
まずは、体験クラスご参加どうもありがとうございました!
さて、体験クラスを終えてひと段落した今、
クラスでのお子さんの様子を思い出されていると思います。

「興味を示していた」とか「とても気に入ったようだ」とか
「まったく反応がなかった」「泣いているだけだった」
など、お子さんの反応を分析をして
入会の判断をされる方も多いかと思います。
もちろん、最初から明らかに体いっぱい楽しむ子どもの姿には
どんな親でも、「やらせてあげたい」と思うに違いないでしょう。
しかし、はじめての場、初めての仲間、はじめての体験だった
45分間の子どもの反応ですべてを決めるのには
無理がないとはいえません。
子どもにとって、体験クラスの場は
単に日常の生活の延長の一コマにしか過ぎません。
その時間だけ音楽的なものに集中することは不可能です。

感性豊かな子どもにとっては、体験クラスにあった新しい空間の中のすべてが
興味、発見、学びへの刺激であり、
聞く音楽、感じる音楽をふくめ、
部屋の照明の輝き、
外の景色の彩色、
床の複雑な模様などなど
すべてを吸収していたのです。
そんな奥行き深い子どもの世界の中で
音楽だけへの反応を
掻い摘んで思い出し、無理やり分析するよりは
体験クラスで行った楽しいアクティビティを思い出し
是非ご家庭で2つや3つ、真似してみてください。
Hello~~to ママ♪の部分をいろいろな名前に変えて歌ったり
空き箱やおなべを太鼓にして
リズムをたたいて、歌をうたったり
よく知っている歌を歌いながら、
お子さんを抱っこして動きまわったり
オムツを替えながら、歌のリズムにあわせて
体をやさしくポンポンとしてあげてみてください。
ご家庭でのそんな親子の音楽のふれあいに
お子さんはどのような反応を示すでしょうか?
またお母さま、お父さま自身、どのようにお感じになられますか?
Music Togetherでは、週1回のクラス時間は
プログラムのほんのはじまりにすぎないと考えています。
お子さんの学びの肝心な部分は
普段の家庭での親子のふれあいにあるのです。
クラスで行ったことをヒントに、
みなさんが、いかに音楽を介した愛情を注ぎ
親子のふれあいに音楽づくりをもたらすかで
人間誰もが持った音楽性を育てるための
環境作りが左右されます。

体験クラスで明らかに楽しみ、刺激を受けていたお子さんでも
その後、クラスへ通うだけで、家では親子で何もしなかったために
次第に音楽への興味もなくしてしまったいうケースもあります。
逆に、ずっとクラスではとても静かだったお子さんが
家庭でのお母さまとお父さまとの音楽作りの
温かい支えと励ましのおかげで
素晴らしい開花をした、いうケースも多く見てきました。

Music Togetherでは、お子さんの音楽の学びについて、
その学びを支えるために親ができることなど
理解すべき大切なことをお伝えしながら、
豊かな楽しい音楽作りを体験します。

しかし、お子さんとの音楽作りの旅で
ハンドルを握るのは、お母さまとお父さまです。
Music Togetherの講師は、その旅が
より実りある、楽しく、豊かなものとなるように
みなさまのガイドとしての役目につきます。

Music Togetherの音楽作りの旅、春の出発まであとわずかです!
どうぞお乗り遅れのないように!

また今回はご一緒できない方々も、
今回のクラス体験をきっかけに
これから、ご家庭での音楽作りを楽しまれることを
心から願っています。


0歳からの音楽教室?

Music Togetherの対象年齢は、
0歳から7歳とその家族としています。

0歳から音楽教室?
まだ首もすわっていないし、
言葉もわからないのに・・・
そんな早くから音楽教室に行く必要があるの?
と思う方もいるのではないでしょうか?

実際、Music Togetherクラスには
生まれたばかりの生後数週間の赤ちゃんが参加していることも
珍しくありません。

その背景には、Music Togetherならではの
理念があるのです。

まず、Music Togetherは
単なる「幼児のための音楽教室」ではないこと。

Music Togetherの大切な目的の1つに、

「人間誰もが生まれ持った音楽性を育み
子どもの自然な学びの力を支える環境つくり」

という考えがあり、それを大人に学んでいただく
という大切な理由があります。

生まれたばかりで、言葉がわからないから、と
言葉を語りかけずに、無言で赤ちゃんに接する親はいません。
私たちは、生まれたばかりの赤ちゃんにも
やさしく、ゆっくりと言葉をかけてあげます。
赤ちゃんが音を発したのらば、
やさしく、言葉でこたえてあげます。

音楽性は人間誰もが与えられた
尊い人間性の1つです。

赤ちゃんが温かい肌のふれあいや
言葉のふれあいを求めるように
音楽のふれあいも自然と求めているのです。

子を育てる大人は、赤ちゃんに
やさしく、豊かに歌いかけ、リズムを与え、
赤ちゃんが音を発したら
やさしく、音楽でこたえてあげなければなりません。

豊かな生きた音楽づくりのある環境の中で
子どもは基本的な音楽性を養っていくのです。

子どもの音楽の学びを
週1回のクラスの場だけに期待するのは
無理があります。
数ヶ月の赤ちゃんに、
リズムをたたかせ、メロディーを覚えさせるのは
明らかに不可能です。

でも、生まれてきた赤ちゃんはみんな
人間としての素晴らしい音楽性を
支え、育む環境を必要としています。

Music Togetherではクラスでの体験をきっかけに
普段の生活でも、楽しい音楽づくりを生かし
子どもの音楽性を育み、
自然な音楽の学びを支える環境つくりのお手伝いを
目的としています。

ある日、クラスへ少し遅刻して
一人で飛び込んできたお母さま曰く、

「今日は子どもは熱だして寝ているので
母にあずけてきました。
こどもが来れないからって、クラスを見逃したくないし、
クラスでやったことを、家で子どもと楽しみます!」

Music Togetherならではの話ですね。





Brahms' Lullaby~歴史の中で

今季のコレクションBellsでは、
オリジナルはWiegnelied(子守唄)とドイツ語で名づけられた
Brahmsのララバイを歌います。

19世紀を生きた偉大なる作曲家の子守唄を
21世紀を生きる小さな子どもたちに歌いながら
時代の流れの中で永久不変な
偉大な音楽と、
親がこどもに抱くこの上ない愛を
感じずにはいられません。

200年以上の歴史の中で
どれだけの子どもが
微笑みながら美しい旋律を歌いかける
母親の腕の中で、幸せに、安らかに
眠りについたことでしょう。

そして、その子どもたちが
親になった時
どれだけの人が自分の子どもにも
同じメロディーを歌ってあげたことでしょう。

そして、その親たちが年を重ねたとき
どれだけの人が孫たちにも
同じ、歌を歌ってあげたことでしょう。

どの人もきっと同じ気持ちを持って
この美しい歌を歌ったことでしょう。

想像してみると
音楽は、私たちを
目の前にあるコミュニティーだけではなく
歴史を越えた人々とつなげます。

あなたがお子さんに歌う、そのメロディーは
お子さんから、またそのお子さんへと
何年、何十年、何百年という未来へ
生かされていくのでしょう。

「特製」のレッスン内容

Music Togetherの楽曲集はコレクションと呼ばれ12種類あります。 毎期1つのコレクションに収められている25曲あまりの歌を体験していきます。 Music Togetherの特徴の1つとして 1つの歌に対してさまざまな楽しみがある、という点です。 例えば、...